腕時計メーカーニクソン主催のユニークなサーフィンイベントとは？

一般的なサーフィンコンテストと言えば、ジャッジがサーファーのライディングに対してスコアを与え、対戦相手としのぎを削りながら優勝を目指していくものです。

しかし、世界を見渡すと、従来とは異なり、ユニークなフォーマットのものが多々あります。中でも、際立って異なるコンテストが、腕時計メーカー「Nixon」主催のニクソン・サーフ・チャレンジ。

同イベントがユニークな理由は2つあります。

1.
まずは開催地。エクストリームな厳寒エリアでの開催が過去には目立ち、2014年にはなんと、ロシアのカムチャッカで開催となりました。極寒のイメージが強いカムチャッカですが、その予想を裏切ることなく、イベント開催時の水温は2～3℃程度だったとの事・・・。ちなみに、ロシアという開催地である事から、招待サーファーは、フランスやスペインといったヨーロピアンサーファーの参加が目立ちました。

2.
ユニークな点はもう一つあり、それは採点方法。同イベントでは、仲間内で誰のサーフィンが調子良かったのかを選ぶルールとなっています。こんな雰囲気↓

結果はカリブ海に浮かぶ温暖な島であるセント・マーチン島出身で、現在はフランス在住のウィリアム・アリオッティが優勝を果たし、さらには、ベストトリック賞も受賞することとなりました。

寒さを除けば、仲間内でワイワイと楽しめるイベントであり、シリアスになる通常のコンテストとは違います。そのため、普段はコンテストを毛嫌いするサーファーでも、こういった内容ならば興味を持つかもしれないので、アリではないでしょうか。

サーフィンは楽しむことがとても大切なこと。これは1つの例でしたが、日本でもこんなユニークな公式試合を行うスポンサー企業がでてきたら面白いですね！

NIXON SURF CHALLENGE 2014 | KAMCHATKA, RUSSIA from NIXON Europe on Vimeo.