ビッグウェイブサーファーのトム・ロウがタヒチ チョープーで瀕死の重傷。グレッグ・ロングが治療費支援活動を開始

重傷を負いながらも病院で元気そうな姿を見せてくれたTom Lowe. Photo  @dom_walsh

肺に穴が開き、肋骨が5本折れる重傷を負う

ビッグウェイブサーファーのトム・ロウ（Tom Lowe）が、2024パリ五輪のサーフィン会場となるタヒチ チョープーでワイプアウトし入院した。この事件は4月28日、南太平洋のシーズン最初の大きなうねりの中で起こった。ロウは波に乗り上げテイクオフで転倒し、真っ逆さまにボトムに落下。肺に穴が開き、肋骨が5本折れる重傷を負ったという。このスウェルを生中継したSurflineの報道によると、ロウは病院に搬送され、今後回復する見込みがあるということだ。

トム・ロウ「大荒れの1日だった。でも私は無事で、また生まれ変わった戻ってくるよ。」とコメント。かなり危険なワイプアウトだったが、この後スウェルはさらに大きくなり険しくなっていったという。

トム・ロウ ワイプアウト映像：Surflineへ外部リンク

グレッグ・ロングが治療費支援活動を開始。支援を呼びかける

@gerglong

ビッグウェイブサーファー仲間のグレッグ・ロングがトムの最新情報を投稿。また治療費支援活動を開始し、支援を呼びかけた。「トム・ロウを助けてください。タヒチ チョープーの大きなうねりの中、ひどいワイプアウトに見舞われた。リーフに衝突して負傷したため、ヘリで病院に運ばれ、複数の緊急手術が行われました。現在、容態は安定しているけど、今後数日間は病院で厳重な監視が必要なんです。

残念ながら、トムの治療費は旅行保険でカバーできないので、継続的な治療費の支援をお願いすることになりました。トムは、謙虚で優しく、才能あるサーファーであり、また妻のテス、娘のタイガーリリー、そしてもうすぐ生まれてくる赤ちゃん想いの、家族を大切にする人間なんです。トムの前途は多難だけど、彼の性格上、闘志を燃やして前向きに生きていくでしょう。彼への治療費支援のリンクを貼っておきます。」

ビッグウェイブレジェンド、トムの一日も早い回復を祈ります。