【ソチ五輪銀メダリスト平野歩夢】日本人初の金！X GAMESスーパーパイプ

X GAMES（エックスゲーム）

五輪よりも重要視する選手が多い、エクストリームスポーツで事実上の世界最高峰の試合。技術のほかエンターテイメント性も求められ出場選手は選手自身の限界、いや、人間として限界のギリギリの技を繰り広げて魅せる、選手にとっても観客にとっても最高にエキサイティングな大会です。

ソチ五輪ハーフパイプ銀メダリストの平野歩夢・男子スーパーパイプ日本人初の金メダル！X GAMESオスロ大会＠ノルウェー

2月26日に行われたスノーボード競技X GAMESオスロ大会の男子スーパーパイプ決勝。2位となった”iPod”イウーリ・ポドラチコフ（スイス）＝ソチ五輪金メダリスト、3位のチェイス・ジョージー（アメリカ）といった並みいる強豪を下し平野歩夢選手が金メダルを獲得しました！そしてさらにすごいのがこれは平野自身だけでなく日本人にとっても初の快挙だということです。
平野は1本目から”iPod”イウーリ・ポドラチコフの得意技である超大技YOLOフリップをパーフェクトにメイク。続けて超高難度なルーティンを次々にメイクし他を圧倒。そのまま上手く流れに乗ることの出来た平野は滑るごとに順調さを増し、2本目のランで他の誰にも破れなかった94.66のスコアを叩き出し悲願の優勝を手にしました。

■YOLOフリップ

YOLOは英語のスラングでYou Only Live Onceの略語となり、訳すと人生は一度きりということ。この名前だけでもいかにヤバい技なのかという感じです。これまで公式大会でこのトリックを決めたのはソチ金メダリストのイウーリのみとなっていました。
本当の名前はキャブダブルコーク1440、キャブの意味としてはスイッチスタンスからのフロントサイド回転でキャブダブルコーク1440とは横に4回転しながらの縦に2回転。人間離れした技です。

平岡卓

日本人で同時に出場した平岡卓はポイントが伸びずに惜しくも予選10位にて予選進出ならず。しかし招待制であるこのX GAMESは招待された事自体がすでに最高の名誉となっています。平岡卓はBURTON US オープンにおいてハーフパイプの初優勝を果たしており、角野友基のスロープスタイル初優勝も同時に重なって史上初の日本人による2種目制覇を成し遂げた事も記憶に新しいです。

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平岡は前回のX GAMESでの銀メダリスト。ソチ五輪では銅で表彰台に上がっており実力は十分。平岡卓もまた日本中の期待を背負っている選手の1人である事に間違いありません。今後共ご活躍を期待しています。
USオープンで優勝した時の映像・エアーを連発▶


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・平岡卓関連記事：今をときめくスノーボーダー平岡卓の14歳時の映像（Burton NZ Open準優勝）

このところ日本勢の快進撃が止まりません。日本はこれまでのエクストリームスポーツの歴史を確実に変えていっています。
また嬉しいニュースが入ってきましたね！
頑張れ日本！！

関連リンク：
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