ソウルサーファー ベサニー・ハミルトンが世界で活躍するための工夫

ライター: Jay

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ベサニー・ハミルトン

現在、公私ともに充実したサーフィンライフを送る「ソウル・サーファー」ことベサニー・ハミルトン(Bethany Hamilton)
2003年に地元カウアイ島でのシャークアタックで片腕を失ったベサニーは「隻腕」というサーフィンをする上で非常に大きなハンディキャップを抱えつつも、なぜ世界のトップクラスで活躍することができるようになったのでしょうか?
努力と工夫、また前向きな性格がそれを実現させているのです。

まずはこちらの動画をご覧ください。

 

●ダックダイブ(ドルフィンスルー)

ベサニー・ハミルトン

隻腕のハンディが大きかったダックダイブ(ドルフィンスルー)対策で彼女の父がサーフボードにストラップを取り付けました。ライフセービング用のパドルボードにアタッチされたハンドルからヒントを得たそうです。
また波が大きいときは板に立ちテールを沈め、ジャンプして潜るなど工夫してドルフィンスルーを行っているそうです。


 

●テイクオフ

ベサニー・ハミルトン

ベサニー・ハミルトン

パドル力を補うために、波のパワーを上手く利用できるレイトテイクオフを駆使。彼女はテイクオフ直前一度ボードを沈め、いわゆる「刺し乗り」の要領で沈んだボードに対する浮力を活かしたり、板に角度を付けるなどで、スムーズなレイトテイクオフを実現させています。


 

●全身をフル活用

ベサニー・ハミルトン

ベサニー・ハミルトン

隻腕のベサニーにとって、ターンの際も上半身の回旋に難を抱えてしまいますが、それを補って余りある下半身の力強さは彼女の武器。またパドルからターンまで、全身をフル活用したサーフスタイルでハンディを乗り越えています。”全身をフル活用”することはサーフィン、スポーツ全般において大切なことです。


ハンディを弛まぬ努力と工夫でカバーするベサニー。もちろんこれは一部であって他にも目には見えない工夫と努力があるでしょう。人間としての力強さがダイレクトに伝わってくる彼女には何かと勇気づけられますね。


"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

Jay

20代♂。OAKLEYのアイウェアをコレクト中。最近のイチオシアーティストはKendrick Lamarと水曜日のカンパネラ。