コロナウィルスの影響でWSLサーフィンイベント計13個の中止や延期が決定

先日、日本でも新型コロナウィルスの影響で、2020東京オリンピック出場選考を兼ねた強化合宿や、バリ島でのJPSA第1戦（4月5日〜11日）の延期が発表されが、今回はWSL（ワールドサーフリーグ）より3月のWSL関連イベント全ての中止と延期が発表された。オーストラリア スナッパーズロックで開催されるWCT開幕戦（コロナ・オープン・ゴールド・コースト：3/26~4/5）は中止に。またWSLアワードなど含め、13個のWSL関連イベントが中止、または延期となった。

今回の決定は先日、世界はCOVID-19によるパンデミック宣言を行なった世界保健機関（WHO）、並びにアメリカ疾病予防管理センター、米政府、イベントが開催される地元の専門家のガイダンスに基づいている。

WSL CEO エリックローガン
「コロナウイルスは、世界中のあらゆる種類のスポーツイベントや集会に大きな影響を及ぼしており、それは私たちにも同様です。中止や延期を決定することで、サーフィンコミュニティに大きな影響を与えることは承知しており、この決定を軽視しませんでした。しかし、社会的観点そして、アスリート、ファン、スタッフの健康と安全を最優先しております。私たちはアスリートと密接に連絡を取り合い、これが今すべきことだと感じ決断しました。」

「状況は流動的で、私たちは毎日、さらには1時間ごとに物事を決定する必要に迫られており、常に正しい決定を下すよう努めています。現在はこれ以上、追加でイベントキャンセルすることはありません。とはいえ状況は常に変化し続けており、オーストラリアのビクトリアにあるベルズビーチでの次のCTイベント（4/8~18）を含め、今後のイベントのステータスを注意深く監視および決定していきます。」

今回の決断は経済、そしてサーフィン界に与える影響は多大ですが、今は世界各国で協力し合い、地球規模で与えられた試練を乗り越えて行きましょう。

2020/03/12時点

●現時点での中止決定イベント
1.パパラ・プロ・オープン・タヒチ,フランス領ポリネシア
2.コロナ・オープン・ゴールドコースト, オーストラリア
3.レッドブル・エアボーン・ゴールドコースト, オーストラリア

●現時点での延期決定イベント
1.ピハ・プロ・ジュニア, ニュージーランド
2.コロナ・ピハ・プロ, ニュージーランド
3.シート・プロ・ネタニア, イスラエル
4.バルバドス・サーフ・プロ, バルバドス
5.WSLアワード
6.ジャックス・サーフボーズ・プロ, アメリカ
7.ロングボード・プロ・エスピーニョ, ポルトガル
8.カパリカ・サーフ・フェスト・プロ, ポルトガル
9.セントラル・ジャパン・オープン, 日本
10.クルイ・プロ, インドネシア

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Corona Open Gold Coast, Australia – canceled
Papara Pro Open Tahiti, French Polynesia – canceled
Red Bull Airborne Gold Coast, Australia – canceled

Piha Pro Junior, New Zealand – postponed
Corona Piha Pro, New Zealand – postponed
Seat Pro Netanya, Israel – postponed
Barbados Surf Pro, Barbados – postponed
WSL Awards – postponed
Jack’s Surfboards Pro, USA – postponed
Longboard Pro Espinho, Portugal – postponed
Caparica Surf Fest Pro, Portugal – postponed
Central Japan Open, Japan – postponed
Krui Pro, Indonesia – postponed
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出典元：https://www.worldsurfleague.com