オーストラリアの山火事で700万haが焼失し8千頭のコアラも犠牲に!広がる支援の輪

ライター: Micky-G

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David Gray Getty Images

オーストラリア史上最悪な山火事の被害状況

ワーキングホリデーやサーフトリップで多くの日本人が訪れるサーフィンの国、オーストラリア。今、オーストラリアが危機的な状況になっております。オーストラリア南東部ニューサウスウェールズで2019年9月から大規模な山火事が続いており、今までに面積は700万ヘクタール(1ヘクタール=10,000 平方メートル)が焼失し、1500棟以上の家屋が被災、少なくとも24人以上が死亡。最大8000頭のコアラが犠牲になっており、ニューサウスウェールズ州だけで推定5億匹近い動物(哺乳類、鳥類、爬虫類。昆虫類などは含まず)が焼死という、深刻な被害が広がり続けています。

オーストラリアの現地ライターの情報によると、「連日ニュースになっております。雨も全然降らないので燃え広がる一方。これからサイクロンが来る時期なので、それで収まること祈ります。」ということでした。

政府機関系 FireWatchによると1月8日時点、72時間以内に起きた山火事(ブッシュファイヤー)は以下のようになっており、政府からは非常事態宣言も発令され制御不能な状態。
オーストラリア 山火事

・実際の消防隊による火事の映像

人的要因の火災から、地球の気候変動要因で被害が拡大

以前よりオーストラリアでは地球の気候変動による熱波や干ばつ、水不足が問題となっており、この温暖化により木や植物が乾燥して燃えやすくなっている。更に火災により急速に熱くなった空気が上昇して発生する、発達した「火災積乱雲」が発生し、この雷や強風により更に火事の被害規模が拡大し続けている。(オースオラリア水不足 自然災害関連記事:海と自然を身近に感じているサーファーだからできるエシカルでエコな取り組み ~地球のSOSに小さなことから少しずつ~

今回の大火事は人為的な火遊びや放火などが原因ということだが、気候温暖化による上記の状況により更に被害が拡大している。結局、全て私たち人間の責任で、多くの自然や動物の命が失われたということです。

広がる支援の輪

生息環境の回復には40年近くかかるという見通しも出ており、世界のハリウッドスターやアスリート達も支援を呼びかかています。多くの機関や組織も寄付の受け付けを行っておりますので、以下よりチェックしてみて下さい。今、自分に出来ることから始めましょう。

野生生物のための緊急基金オーストラリア赤十字社世界自然保護基金ポートマッコリーコアラ病院救世軍

記事参考:https://myfirewatch



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この記事を書いたライター

Micky-G

趣味はグレイシー柔術、サーフィン。『サーフィンのことを、誰にでも分かり易く』独自視点で執筆、編集を行うサーフィンライター。