サーフィンとヨガ、禅、瞑想との関連性。サーフィンは自分と対話するには最高の遊びである

ライター: hikaru

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サーフィン
海の中でくつろぐオージー@沖縄 慶良間諸島の無人島

・常に謙虚に—–

8月も後半…僕の住むオーストラリアはバイロンベイは短かった冬が終わり、春が始まろうとしています。やはり季節の変わり目。風が強い…ドウニカナランカネー、かれこれ3週間以上満足のいくコンディションでサーフィンできておりません!

地元の人に聞いたところ『毎年この時期はこんな感じだよー。まあでも明日きっと良くなるでしょ!No worry mate!』だそうです。オージーの能天気さにはいつも救われる。たまにイラっとすることもあるけど(笑)。この広い大地と空がそんな大らかな心を作るんでしょうかね。僕も彼等を見習ってのんびりと、コンディションが上がるのを待ちたいと思います。

僕らが愛してやまないサーフィン。自然様のお力添えがあって初めて成り立つアソビ。天気、季節、風そして波。きっと波に乗るんじゃなくて、乗らせて頂く。常に謙虚にそう思えたら素敵ですよね。

・サーフィンは自分と対話するには最高の遊び—–

サーフィンをしている時、様々な感情が溢れてきますよね。例えば、前のりされたり、お気に入りのボードに突っ込まれたりした時、上手い人を見て嫉妬したり、最高の波に乗った時の絶頂感。ただ楽しみたいだけだと思っていても僕らの心は感じることを止めないし、欲は無限に湧いてくる。頭も常に何かを考え続けている。きっと仏様がサーフィンをしたらこうはならないはず。だけども僕らはとても未熟…

サーフィンは自分と対話をするには最高の遊びなのです。サーファーでヨガ、禅、瞑想、などに興味がある人が多いのはきっとその辺りが共通しているからかなあ、なんて思っています。

・10日間喋るのを禁じられ、ひたすら自分と向き合うヴィパッサナー瞑想—–

もっと自分の内側に落ちていきたい!という仏スタイルな方にはここの瞑想はオススメです。ヴィパッサナー瞑想。10日間喋るのを禁じられ、ひたすら自分と向き合うことができます。僕自身22歳の時に参加してきました。ただひたすら自分の中で何が起きているか観察する。それだけです。特定の神様をイメージすることも無く、お経をぶつぶつ唱えることもなく、宗教色ございません。その辺りに抵抗がある方や、すでに何かしらの信仰がある方もスムースに瞑想に取り組めます。ここでの10日間が自分を見つめることの土台を作ってくれたと思っています。怪しい勧誘ではないので御安心を。

・癒しのサーフィン—–

全て僕自身の経験と主観的意見でしかないですが、サーフィンをはじめて僕の中の何かが少しずつ変わり始めました。ただ1日を、やり過ごすように過し、飯を噛み腹に入れる作業。習慣というのはとても怖い物で当たり前のことだけに疑問を抱かなくさせますよね。以前は調子悪いことにも気付いていない、今思うと最悪のコンディションでした。

同じ波なんて1本もない、当たり前のようですがきっと全てがそうあるように思います。サーフィン中は自分との対話。そしてサーフィンが生活の一部になると生活スタイル全てが変わっていき、朝早く起き、夜は心地良い疲労と共に明日の波にワクワクしながら眠り落ち。また朝がくる。喜怒哀楽をそのまま受け入れた時生きてる心地がしました。昔は1日が短いと感じたことはありませんでしたが、最近は40時間あっても足りない気がするくらいです。我ながらびっくりする変化です。

きっと僕にとっての癒しがたまたまサーフィンであっただけで、人それぞれ合ったものがあるでしょう。言葉にならないモヤモヤ、何か心にしこりがある人。でも何をしたらいいかで迷っている人。
サーフィンはやべえぞ。

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

hikaru

約、七年間の放浪生活の末、たどり着いた場所はオーストラリア最東端の小さな街、バイロンベイ。バイロンベイのローカルカルチャー、おすすめ情報などを配信予定です。