ビジターが失敗しないローカリズムとの付き合い方『楽しくサーフィンする為の8つのポイント』

ライター: 市東重明

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サーフィン ローカル

これから夏にかけて、ますますビーチがサーファーで賑わうシーズンになってきます。そこでビジターサーファーのトラブルでよくあるのがローカルサーファーとの揉め事。今回は、ビジターが気持ちよくサーフィンを楽しんでもらえるようにローカルサーファーとの付き合い方についてアドバイスします。まずはローカルサーファーとは、その背景からご説明します。


・ローカルサーファーとは—–
ローカルサーファーは基本的に、一概にその土地で生まれ育った人のみというわけではありません。元々そこで生まれ育った人もいるし、移住してそこで暮らす人や、何年もそのポイントを愛して通い続け、どんなコンディションでもそこでサーフィンし続けローカルとコミュニケーションをとり、そのポイントや町に貢献してローカルに認められた方もいます。しかし中には移住してきたけどローカルに認めてもらえないサーファーもいます。

ローカルサーファーとは、そのビーチに根差したサーフコミュニティなのです。

・ローカルサーファーも他のテリトリーではビジターサーファーに—–
ローカルサーファーでも、よその土地や海外ではビジターになります。その場合、やはりその土地のローカルをリスペクトし態度で示すもの。常に、世界中どこの海へ行っても威張れる人なんていないんですね。

自分の場合、プロサーファーでもあり、ホームがあるローカルサーファーと言われます。しかしよその土地に行けば完全にビジターなのです。当然のことですがその土地のローカルをリペストして『お邪魔します』という謙虚な態度でサーフィンをさせてもらいます。

・ローカルサーファーの役割—–
ローカルサーファーはただ海で威張り散らしているだけではありません。実は皆さんがサーフィンするビーチの近隣住民とのトラブル緩衝の役目もしています。ゴミ問題、騒音、駐車マナーなどのトラブルにローカルサーファーが対応しています。また、その地域の自治体と連携して町の発展のために貢献しているサーファーもいます。

サーフィンにはルールがあります。ローカルがいることにより秩序が保たれていることもあります。無法者ばかりの海ではルールもなく、皆が楽しめなくなってしまいます。

・ローカルリスペクトは世界共通の認識—–
サーフィンの世界では昔から『ローカルリスペクト』という言葉があります。ローカルには敬意をもって接するべきという意味です。この概念は世界中どこへ行っても同じです。日本だけではありません。旅慣れているサーファーほどこれを大事にします。一番の目的は、誰もが快適に楽しくサーフィンすることですからね。

楽しく快適にサーフィンするためにビジターが気を付けるべき8つのポイント

ではローカリズムとの付き合い方やローカルの見分け方、また楽しく快適にサーフィンするための8つのポイントを以下、ご紹介します。

1.一番アウトのラインナップには注意する
セットの波や一番アウトのラインナップ、地形の良いピークにはローカルサーファーがいます。海へ行き一目散に一番アウトのピークで波待ちするのは絶対に避けましょう。この行為は、ローカルサーファーがすごく嫌がるし、ローカルリスペクトの態度ではないですね。

もし、何気なく一番アウトで待っていると、回りをローカルサーファーに囲まれている可能性が大。ラッキーで良い波に乗れてもドロップインなど嫌がらせを受けることもあるかもしれません。最悪は海からあがれなどと言われてしまうかも。
まずは、すこし手前で波待ちしましょう。

2.挨拶されるサーファーには注意
海の中で多くのサーファーに挨拶される人がいたら、そのサーファーはローカルの可能性大です。絶対に邪魔をしないように気を付けましょう。近づかないことです。

3.場の空気を読み、乗りすぎたり、大声だしたり、ハッスル(波とりでガツガツ競り合う)しない
ビジターでガツガツ他人と競って波に乗ろうとしないように。おこぼれをいただく気持ちで波を待ちましょう。大勢で入水したり、騒いだりという行為も控えましょう。特にリーフブレイクなどは気を付けましょう。派手に騒いで目をつけられないように。

4.使用ボード、ウェットスーツをチェック
現在ではなかなか少なくなってきましたが、サーフポイントによっては、ローカルのみなさんが同じサーフボードブランドやウェットスーツのメーカーを来ているパターンがあります。一応、チェックするべき項目です。

5.海の中での会話に注意する
海の中の会話で周辺サーファーの会話に注意します。たとえば、『昨日は波よかったよ』とか『昨日は夕方のほうが波よかったね』『潮があげてる時間帯の方がいいね』など会話は注意です。その他には、あきらかに地元的な会話をしていたら地元サーファーの可能性が高いです。ラインナップでの会話に耳を傾け、場の雰囲気を感じ取ることもスマートなサーファーには必須です。

6.駐車マナー、ゴミの投棄はしない
もうこれはビジターという以前に、『人として』他人に迷惑をかけないという常識というかモラル的なものです。最低限のルールは必ず守りましょう。

7.ローカルオンリー
地域によっては、波チェックすらさせてもらないとか、一見さんお断りみたいなスポットも実際には存在します。こういう場所はローカルたちがクラシカルポイントを守っている場所です。気を付けましょう。

海は、みんなが楽しくサーフィンして癒される場です。回りの空気を読み、快適にサーフィンするのが一番です。ローカルサーファーでもビジターでも同じことです。少しの気遣いで、サーフィンが快適になるのです。

8.最後に
ローカルサーファーがどうのとか、認めないとか、海は誰の海でもないとか言ってるサーファーは、『サーファーが誰もいない海』って探せば結構ありますからそちらでサーフィンするのがいいと思います。国内、海外問わずメジャーポイントでサーフィンしたければローカルRESPECTは必須になります。


海で知らないサーファーに会っても、挨拶や会釈したり、『波どうですか?』など会話する習慣を持ちたいものです。ビジターの場合、謙虚な気持ちでサーフィンすることを心がけるとよいでしょう。その態度はきっとローカルサーファーに伝わり、迎え入れてくれますから。

波をシェアしてトラブルなく、みんなで気持ちよくサーフィンしましょう!

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

市東重明

市東重明

市東重明 (しとう しげあき) 千葉県出身:ビッグカービングとエアートリックを武器にコンペティター時代を経て、現在はオリジナリティあふれるスタイルであらゆるタイプのサーフボードに乗りこなすプロサーファーとしてメディア露出も多い。楽しむためのサーフボードにフォーカスしたブランドである『LazyBoySkill』をはじめ、プライベートサーフレッスン『市東道場』やサーフショップ『LBSgallery』の運営と幅広く展開している。近年は、ペイントアートの創作、ファッションモデル、コラム執筆や講師など多岐にわたり活動の幅を広げる。また、公式ブログ『REBEL』はフォロワーが多く、その影響力は国内サーファーの中でも指折りである。
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