『サーフィン上達法』論理的に考えるパドリングイメージとやり方

ライター: doji-isaka

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サーフィンパドルからテイクオフ1

・『ドジ井坂のジャパンメソッド』サーフィン上達のカギを握る、陸上シュミレーション___

ドジ井坂です。(私について詳しくは…『ドジ井坂』ドジと呼ばれて50数年、この名前の由来とは)毎月第3水木は、伊豆下田で一泊二日のサーフィン合宿やっています。初日の朝はバランスキューブやバランススティックという正しいバランスや動作感覚を身体で感じる器具を使ったトレーニングから始まります。

サーフィンは海の上で行うスポーツですから、波の上でどのような身体動作をすれば良いのか、事前に陸上で同じ動作感覚をシュミレーションしなければ、いきなり海の上で誰かの動作を真似ようとしても上手くはいかないのです。

・パドリングのイメージ___

関西から20年ぶりにサーフィンを再開するという50過ぎのサーファーが合宿に参加しました。パドリングがしんどくて辛いというので、どんなパドリング動作しているのか、やってもらいました。

「パドリングは前に手を伸ばし、水をつかむように漕ぐんですよね?」そして身体の前に手を出してチョコチョコと手先でパドルする動作を見せてくれました。

それって今でもいろいろなメディアの素人解説に登場している、30年以上前の素人的な教え方です。30年前の僕の単行本には既に、手を前に伸ばしてパドルするという記述はありません。肘を水面から上げて肩や肘を動かしていろいろな筋肉を使う工夫を提案しています。

それからさらに進化した新しいパドリングのドジ井坂のジャパンメソッドを一言で言えば「お魚になりないさい」なのです。

なんのこっちゃ?俺は人間だ!そうなんです。人間の得意な固い地面での筋肉動作を、柔らかい水の世界に持ち込んじゃうと、腕がパンパンになって筋肉痛になる、悪く言えばバタバタして溺れているパドル状態。笑えない話です。

陸の人間の日常動作ではなく、水の中の魚の動作をお手本にすれば、上手くいくのです。人間が魚の動作を真似る?なんてこと、直ぐには理解できないと思います。そこで、いろいろな事例をあげながら、楽で疲れないジャパンメソッドのパドリングを解説していきましょう。

・論理的に考えるパドリングイメージ___

以下、パドリング写真のシークエンスはWSL一宮オープンに参加していたSaxon Lumsden(USA)のパドルそしてテイクオフです。

サーフィンパドルからテイクオフ1

サーフィンパドルからテイクオフ2

サーフィンパドルからテイクオフ3

サーフィンパドルからテイクオフ4

サーフィンパドルからテイクオフ5

サーフィンパドルからテイクオフ6

サーフィンパドルからテイクオフ7

サーフィンパドルからテイクオフ8

サーフィンパドルからテイクオフ9
・毎秒5コマで撮影

よくみてくださいね。手は前にでているけれど、実際にパドルしているのは肩の横から手が伸びきるまでの間です。

手は前に伸びてパドルしていますが、それを鵜呑みにしてはいけません。陸上の短距離走では思い切り足を前に出して次のステップの準備動作に入ります。しかし実際に前に出した足が着地する直後、その足は身体の真下なのです。

この理論をパドリングに置き換えれば、一定の速度が持続されている場合は、手を前に出してもかまいません。しかしそれは準備動作で、実際のパドルが始まるのは肩の横から後方にゆっくり手が伸びきったところまでが、パドルのストロークなのです。この後方へゆっくりストロークする動作が出来るようになると、手を前に伸ばして、いきなりパドル?というのは、どうみても理にかなわない素人解説であることがわかるのです。

そして正しいパドルは力を抜いて、ゆったりストロークする練習から始めましょう。固い地面を蹴ることで前に進むと考えている人間の動作を、水の中に持ち込めば、柔らかい水はその力に空振りすることになります。

水鳥が水かきでストロークするあのユラユラふにゃふにゃ動作、魚や蛇が胴体を左右に揺する動作などをシュミレーショントレーニングするのが、ドジ井坂のジャパンメソッドの考え方です。この解説はまた次回にしましょう。

この合宿で50過ぎのサーファーも、ジャパンメソッドのパドル動作シュミレーションをしてから海でゆっくり試してみてみました。そして楽ちん疲れないパドルを手に入れました。これ一生役に立ちますね!

身体のそれも骨の動かし方をシュミレーションしてみてください。それも水鳥の水かきをイメージしてみてください。

続く

ドジ井坂 関連記事:サーフィン上達のためのスケートボードトレーニング方法

※ beachschool.com のHPが間もなくリニューアルする予定です。できる限り、最新のものをご覧ください。ドジ井坂のジャパンメソッドは、今も進化し続けています。

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この記事を書いたライター

ドジ井坂

doji-isaka

ドジ井坂です。 全日本プロサーフィン選手権初代チャンピオン。日本人初の世界選手権出場、シェイパーとしても活躍し、1968年から世界のサーフィンを実体験し、40年以上にわたる指導経験から、入門書など多数。そのサーフィン基礎理論は、身体の動作研究にも及び、海のスポーツ特有の理論研究とそのトレーニング用具開発に進化している。

東京オリンピックに向け、サーフィンのトレーニングにスケートボードも導入し、日本人に適した動作感覚とバランスのシュミレーショントレーニング「ドジ井坂ジャパンメソッド」の普及活動を始めた。

もっと気軽にビーチを通年活用していくためのコミュニティ活動「ビーチクラブ構想」を国土交通省支援の下に立ち上げ全国13箇所で展開、一般社団法人ビーチクラブ全国ネットワーク理事長。海岸の様々な利活用に関する神奈川県や千葉県、地方自治体の委員を歴任。海や海岸のジャンルをも飛び出してしまう超マルチな活動を今も精力的に展開。1948年神奈川県茅ケ崎市生まれ。の今は「海オヤジ」。 ドジ井坂が開講するトレーニング講座はこちら!お気軽にお問い合わせ下さい→beachschool